29May
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【著者】志賀勝栄
【目次】情報なし
【レビュー】
この本のパンを焼きたければまず粉を揃える必要があります
志賀シェフがホームベーカリーの枠組みを取り払って
水分量や粉の種類などにギリギリまでに探求しこだわったレシピ本ですが
この本のパンを焼きたければまず粉を揃える必要があります。
粉によって灰分や吸水率が異なるので
同じパンを再現したければまず強力粉(特に準強力粉)にこだわらなければなりません。
シェフはホームベーカリーでプロフェッショナルな味を目指し
研究した結果がこの材料、配合なので守る必要はありますが
そこから生まれるアレンジは読み手自身に委ねられています。
加水が多くて扱いにくいパンもホームベーカリーなら最後まで焼き上げてくれます。
しかし、パン作りに慣れている人だけでなく、自分で成形もやってみたいと思った人はぜひバゲットに挑戦して下さい。
ホームベーカリーで生地を作り、成形からは自分の力量が試されますが
パン作りは何度も何度も焼いて感覚を覚えるしかありません。
バゲットにチャバタ、パンコンプレ、ロゼッタなど、成形写真も多く載せられているので
この本をじっくり読みながらどんどん作ってみて下さい。
高加水ならではの、クラストとクラムのバランスや、口に入れたときの感動が味わえる事でしょう。
また、こちらには工程管理が難しいとされるドイツパンレシピも記載されているので
誰でも簡単にドイツパンを家で楽しむ事が出来ます。
ちなみに、私はパナソニックのHBを持っていませんが
きちんと作ることはできていますので、別会社のHBユーザーの方もぜひ一度手にとってみて下さい。
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