1Aug
フランスパンが日本に伝わったばかりの頃は強力粉と薄力粉を混ぜ合わせてバゲットを作っていたと言われますが
現在ではあまり利用されるアイディアではありません。
小麦粉のたんぱく量だけで考えれば
単純な足し算の計算で準強力粉が作れますが、これにはミネラル分は一切考えに入っていません。
フランスでは小麦粉をたんぱく量で分けていません。
ミネラル量で分類されます。
type45、type55、type65と分類され
ミネラル含有量が多くなるほど数値は大きくなります。
実は日本のお米と同じです。
お米も玄米から7分精米、5分精米とありますが、これらはお米の精製度合を表します。
それによって味もやや変化することが理解できていれば話は早いですよね。
一般的にミネラル分が多い小麦粉で作られた場合
パンのボリュームは損なわれますが、パンには独特の香りがあり滋味深い味になります。
あなたにぴったりの小麦粉を探して美味しいフランスパンを作りましょう。