15Aug
食パンの作り方の応用とレシピを解説します。
工場製食パンは中種法というレシピで食パンは作られます。
湯ごね製法なども中種製法に含まれます。
中種法の食パンのレシピおよび作り方は以下です。
① ②
(%) (%)
小麦粉 70 30
イースト 2
水 40 20
塩 2
砂糖 6
バター 5
牛乳 10
<標準中種法工程>
中種生地コネ→中種発酵(4時間)→本こね→一次発酵→分割→ベンチタイム→成形→ホイロ(最終発酵)→焼きあげ
①の生地を作り、2時間~最大12時間の発酵を行った後
発酵が終わった①の生地に②の材料を加えて2度こねて作る作り方です。
中種法のメリット
機械耐性があり、生地が傷みにくい。
伸びのある生地が出来て、ボリュームのある食パンを作れる。
気泡の細かい内相の食パンが作れる。
ストレート法の食パンよりも日持ちがする。
中種法のデメリット
2回こねる必要があり、全工程の所要時間がストレート法に比べて長くなる。
中種を発酵させるスペースが必要となる。
ストレート法で作った食パンに比べると小麦粉の風味に欠ける。