15Aug
食パンの作り方はフランスパンと並んで、パン作りの基本中の基本と言われています。
フランスパンと食パンの作り方を習得すれば、パン作りの基本をおぼえたことになるでしょう。
食パンの作り方はストレート法、中種法、液種法など十数種類ほどありますが
主だってはストレート法と中種法が採用されます。
ストレート法
ストレート法は直捏法(じかごねほう)とも呼ばれています。
全材料をミキサーに混ぜて生地を作る方法です。
ストレート法のメリット
中種法に比べて全作業時間が短くとてもシンプルで作るのが簡単。
風味が良くて引きの強い食感になる。美味しい。
ストレート法のデメリット
発酵の変動で品質がブレやすい。
中種法に比べると日持ちしない。
中種法に比べるとボリュームに欠ける。
成形や丸めの時に生地の損傷がしやすく、作り手の技術レベルによって味が大きく変わる。
メリットよりデメリットの方が多いように見えますが
焼きたての香りはストレート法の食パンが優れ
小規模のベーカリーの大半はストレート法を採用しています。
ストレート法食パンの作り方
標準配合
(%)
小麦粉(カメリア) 100
生イースト 3
砂糖 5
食塩 2
油脂 5
牛乳 10
水 60
工程
生地コネ→一次発酵(90分パンチ30分)→分割→ベンチタイム→成形→ホイロ(最終発酵)→焼きあげ