30Jul
ドライイーストとインスタントドライイーストは
元はどちらもフランスの生イーストから作られています。
ではどうして発酵力が違うのでしょうか?
その秘密はそれぞれの異なる製造工程にあります。
インスタントドライイーストはそのままの状態でも生地に溶け込みやすく顆粒状に加工されています。
ドライイーストは生からドライイーストに加工する際、加熱して加工されます。
その際にイーストの一部が死んでしまいます。
そのために発酵力が弱まるので、インスタントイーストと同じ発酵力を得ようとする場合
ドライイーストはインスタントドライイーストよりも少し配合量を増やす必要があります。
ではなぜ発酵力が衰えるにも関わらず、ドライイーストは熱処理されて加工されるのか?
その秘密は熱処理された際に生れる副産物にあります。
この副産物がパン生地を良質なものにして、美味しいフランスパンが出来上がるのです。
ドライイーストの特長