エスプリ・ド・ビゴの12カ月を読みました感想です。

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【著者】藤森二郎
【目次】情報なし
【レビュー】

家庭でビゴの味を再現できるようになっています

私はパン作り以外にスイーツ作りも趣味なのですが
スイーツで季節を感じるものを作ることはあってもパンで季節を楽しんだ事は正直ありませんでした。
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しかし、著者は「四季のあるパン屋にしたい」という熱い想いから
季節を感じるパンを作り上げています。

まず最初の１月のパン、ガレット・デ・ロア
これはお菓子なんじゃ・・？と思ってページを開くと、ブリオッシュ生地を使った
目にも鮮やかなお菓子のような「パン」を紹介してありました。

パンと言えば、おおよそ茶色い色で、見た目もかっこよさが勝っている気がしますが
ここに載っているパンは可愛い！と思えるようなパンも載っていて
こんなにパンって華やかなものだったかしら、と思わせてくれます。

パン一つ一つに、どのようなパンで、どういう由来なのか
など細かく説明してくれているので、聞いた事のないパンでもすんなり覚える事ができます。

この本のレシピは業務用ですが
パン・トラディショナル、ブリオッシュ、パン・ド・ミに関してはブーランジェでの作り方と
家庭での作り方を記載してくれているので、家庭でビゴの味を再現できるようになっています。

パンが余ったときの美味しい食べ方も記してあるのですが
これが絶品！これのためにパンを焼こうかなと思ってしまうほどです。
飾りパンも載っているので見ごたえ抜群の一冊ですよ。