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フランスパン(バゲット)の作り方 | 自宅で学べるパン講座 パンレシピナビ

パナソニックビストロオーブンでフランスパンを焼く(テストベーキング2)

前回実施したビストロオーブンでのフランスパン焼成を改善するべく取り組みたいと思います。

まず、コンベクションのファンの影響を弱めるために

オーブンの余熱設定を250℃から280℃へ変更。

余熱時間を十分にとり、段取り良くパンを入れました。

この際にこれまでのオーブンでとり行ってきたスタートを遅らせてフランスパンを焼成する方法を実施。
パナソニックビストロで焼成したフランスパン
クープの開きを確認して再スタートを行いました。

それにより焼き上がったパンは前回よりもクープが改善され
コンベクションファンの噴出口に近い位置に置いたフランスパンもきれいに焼き上がりました。
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出来上がったパンはボリュームもあり、前回よりも窯伸びし
内相も改善されています。
パナソニックビストロで焼成したフランスパン

2回のテストベーキングの結果
パナソニックオーブンでもスタートを遅らせて焼成する方法は問題なく使用できることが分かりました。
 
 
また、パナソニックオーブン「ビストロ」のスチーム機能は他メーカーに比べると
幾分か蒸気不足の傾向
があるようです。

もちろん型番やモデルによってもこれらは変わるとおもいますが。

パナソニックビストロは例えば280℃の設定で余熱を始めれば
東芝オーブンのように250℃あたりで安全装置が働くことなく、ぐんぐん温度上昇を行います。

その点は他のメーカーより優れていると言えます。

蒸気不足の問題は、オーブンの加水水蒸気機能だけに頼らず
霧吹きなどを使用
して、パン生地を入れる際に蒸気を発生することによって
優れたフランスパンを作ることが出来ます。
(水蒸気の発生方法については動画40秒以降をご覧ください。)
↓↓↓↓↓↓↓↓

水蒸気の量、余熱の力など
メーカーが違えばオーブンの性能は大きく異なります。

それらをフォローするためには
適切な製パン理論と対応力が必要となりますが
家庭用オーブンの能力で十分に美味しいフランスパンを作ることが出来ることが証明できました。

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