オーガニックや国産の材料を使用し、無添加で素材の力だけで焼き上げた焼き菓子のお店「レリーサ」の焼き菓子が自宅でも味わえるのは嬉しい!そう思って購入しましたが、なるほど、あの奥深い味わいはこんなにこだわった素材を使っていたからだったんだと気づかされました。
ちなみにエスコヤマのボンボンショコラを作ろうと思ったら、まず転化糖やこだわりのチョコレートを入手し、ステファンという攪拌マシンがないと無理ですので一般家庭では無理です(笑)。この本はレシピ本というより、いかにエスコヤマのショコラが強いこだわりと素材で出来上がっているか あの小さな一粒にこんな手間暇がかかっていたのかと知ることができる本です。
ケーキというタイトルですが、マカロンやクグロフ、コルネ、ロッシェなど焼き菓子も載っていて これ一冊で一通りのスイーツは作れるようになっています。 どのレシピも1g(あれば0.1gの方がベスト)測れるデジタルスケールを持っていないと作れないものばかりですが、パティシエたちの自慢の逸品は卵1個などと曖昧なレシピでは逆に信用がありません。
少々甘ったるく、私はいつも砂糖を加減しています たかこさんシリーズはほぼ網羅していますが 色んなバリエーションのスイーツが作れるので素材との組み合わせなどを参考にしています。 レシピはどの本にも共通することなのですが少々甘ったるく 私はいつも砂糖を加減していますが、砂糖を減らしても難なく作れることができます。
色んなシフォンケーキレシピに浮気しても最後にはこのレシピに戻ってきます。ルミさんのレシピで、絶対作って損は無いお菓子はいくつもありますが 特に外せないシフォンケーキ、シュークリーム、プリン、パウンドケーキ、ロールケーキ、ケーク・サレが掲載されています。
アメリカの人気料理研究家ジャーダ・デ・ラウレンティスのファンであることがきっかけで、 アメリカの家庭のお菓子を知りたくなって購入した一冊ですが、この本はとってもバリュープライスでした。まずレシピ数の多さ。 マフィンから始まり、アイスクリームにクッキー、バターケーキのような飾らないケーキから シフォンのような軽いケーキまで、簡単だけどバリエーションが楽しめるレシピが満載です。
今まで数多くのレシピ本を買ってきた私ですが、この本は頼まれても絶対に手放しません。他の本よりは作る工程写真も多く、説明もとりわけ難しくないので ある程度お菓子を作ったことがある人はすべて問題なく作れると思います。もし自分がレシピ本を出版するなら、一番最初に載せるレシピは万人に美味しい!と言われる自信のあるレシピを持ってくると思います。 この本ではそれがまさに「バナナケーキ」なのですが、単なるバナナケーキではありません。
4種類もフープロ持ってないんですけど・・・とつっこみたくなりました。 FPを使用してタルトやパイ生地を作るには、バターを手の熱で溶かさないで よりスピーディーに作れるといった「FPの使う利点」がありますが シフォンやロールケーキなど、ホイッパーやハンドミキサーなど使って作った方が むしろ面倒じゃないだろうと思える点も…
著者はデコレーション関連の本を多く執筆されていますが、内容はどれもハイセンスで見やすくわかりやすく書かれているのが特徴です。レシピの作り方は活字ばかりで写真は少ないので 基本のビスキュイ生地やスポンジ生地が問題なく焼けるようになった人でないと難しいのではないでしょうか。
全体的に難易度は中程度だと感じましたが、初心者には難しいと思うので まず「フランス菓子基本の基本―ル・コルドン・ブルーに学ぶ」という本を読んで ある程度腕に自信が持てるようになったらこの本を読むといいと思います。